ホームへ戻る > 矯正歯科でマウスピースを使う
取り外し可能で透明なマウスピース型の矯正装置を利用する矯正歯科が増えています。透明で取り外しできるマウスピース型の矯正装置のことを、アライナーと呼びます。矯正したい部分の歯列を、上あごなら上あごすべて、下あごなら下あごすべての歯列をすっぽりと覆うことができます。種類は複数あり、メーカーにより形状が異なりますが、いずれの場合も、簡単に着脱できて軽く、目立ちにくいという点は共通しています。矯正歯科の治療計画に沿って、歯を動かすには、1日に20時間以上装着していることが必要になります。しかし、食事や歯磨きの際には、取り外すことができます。
矯正歯科のマウスピース矯正は、従来の装置よりもストレスや負担が少ないのが大きなメリットです。透明なので装着していても目立ちません。薄い素材なので不快感も少なく、発音が妨げられることもありません。通院回数を減らせます。矯正歯科で治療を行う際、3~4週間に1回の通院が必要となりますが、マウスピース矯正なら、1~3か月の通院で済みます。
衛生面でもメリットが大きいです。取り外しが可能なので、固定する矯正装置に比べて、しっかりと歯磨きできるし、フロスをかけることもできます。装置を自分で洗浄できます。2週間ごとに新しい装置に交換できるので、清潔さが保たれます。
金属を使わないので、金属アレルギーの人でも使えるというメリットがあります。通常、矯正装置は金属製ですから、治療の幅が広がるという意味でメリットは大きいです。